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スリーシェルズ レーベル
奏楽堂の響き
指揮 : 福田滋
演奏 : リベラ・ウィンド・シンフォニー
発売日 : 2006年10月15日
規格品番 : 3SCD-0003
1.ファンファーレ(没後30周年) : 矢代 秋雄
2.東京ユニバーシアード・マーチ : 芥川 也寸志 ※世界初CD化
3.「交響曲第1番」第4楽章より"アレグロ・モルト" :
芥川 也寸志 / 福田 滋 編
4.交響詩「立山」より 〜テーマとセレクション :
黛 敏郎 / 辰野 勝康 編※世界初CD化
5.吹奏楽のための奏鳴曲より"第1楽章" : 團 伊玖磨 / 時松 敏康 編
6.組曲「映像の記憶」: 別宮 貞雄 ※改訂初演 ※世界初CD化
T.マタンゴ、U.黒い樹海、V.遥かなる男、W.鍵の鍵
7.「三つのマーチ"XYZ"」 : 眞鍋 理一郎 ※初演 ※世界初CD化
T.マーチX《未知》、U.マーチY《葬送》、V.マーチZ《再生》
8.吹奏楽のためのロンド・イン・ブーレスク:
伊福部 昭 / 福田 滋 編 ※追悼(原典版)
9.NHK大河ドラマ「赤穂浪士」のテーマ音楽: 芥川也寸志 / 福田 滋 編
[録音]
2006年5月7日 旧東京音楽学校奏楽堂(上野公園内)
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奏楽堂は、東京上野の旧東京音楽学校の付属施設として明治23年に建てられた日本最古の洋式音楽ホールです。
滝廉太郎、山田耕筰をはじめ、明治、大正、昭和の日本の作曲家が育ち、羽ばたいていった場であり、 日本洋楽の発展の舞台であったと言えましょう。
今年(平成18年)、風薫る五月の一夜、そんな奏楽堂にゆかりのある作曲家たちの吹奏楽作品を集めた演奏会が、 当の奏楽堂で開かれました。
正に満員の聴衆の熱気に包まれて、矢代、芥川、黛、團のなかなか演奏機会に恵まれない隠れた名作をはじめ、 別宮が自身の映画音楽をアレンジした組曲「映像の記憶」の改訂版初演、眞鍋がこの演奏会のために書いた「三つのマーチ」の初演、 そして図らずも追悼演奏となってしまった伊福部の「ロンド・イン・ブーレスク」が演奏されました。
本CDはその演奏会をライヴ収録したもので、奏楽堂ゆかりの作曲家たちの
作品をその奏楽堂の響きで楽しむことのできる一枚です。