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スリーシェルズ レーベル
奏楽堂の響き2
指揮 : 福田滋(音楽監督)
演奏 : リベラ・ウィンド・シンフォニー 他
発売日 : 2009年9月19日
規格品番 : 3SCD-0008
1.オープニング・ファンファーレ : 團 伊玖磨 ※世界初CD化
2.祝典組曲 no.3 行進曲(Marcia in do): 芥川 也寸志 [舞台初演]
※世界初CD化
3.日本舞曲第2 : 松平 頼則 ※世界初CD化
4.諧謔曲「南風」: 平尾貴四男 ※世界初CD化
5.フーガによる舞踏曲 : 須賀田 磯太郎 ※世界初CD化
6.映画音楽「海軍爆撃隊」より :
早坂文雄 / 平原伸也 編 [編曲初演] ※世界初CD化
7.マルシュ・トゥリヨンファル : 伊福部昭 / 今井聡 編 [編曲初演]
※世界初CD化
8-10.シロフォン小協奏曲 : 黛敏郎 / 小清水章 編
♪シロフォンソロ : 片岡寛晶
11.交響曲第一番より“第3楽章” :
松村禎三 / 宗形義浩 編 [新編曲初演] ※世界初CD化
12.森のファンファーレ 〜愛・地球博のために : 北爪道夫 ※世界初CD化
13.火星年代記より“March” : 湯浅譲二 [舞台初演] ※世界初CD化
14.フルートと吹奏楽のための「夕鶴幻想」 :
白石茂浩 / 福田滋 編 [初演] ※世界初CD化
♪ フルートソロ : 江尻和華子
15.SF交響ファンタジー第2番 : 伊福部昭 / 福田滋 編 [編曲初演]
16.Black Symphony : 木山光 [委嘱初演] ※世界初CD化
17.スポーツ行進曲 〜NTVスポーツ・ニュース・テーマ :
黛敏郎 / 松木敏晃 編 [編曲初演]
[録音]
2008年4月27日 奏楽堂にてライブ録音
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スリーシェルズの新CD「奏楽堂の響き2」
(
吹奏楽マガジンBand Power
「ニュース」より)
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2006年5月、日本の作曲家による吹奏楽の魅力を多くのファンに伝えた「奏楽堂の響き」。 その2年後(2008年)第2回演奏会が上野の森の旧奏楽堂で開催されました。本CDそのライヴ録音です。 前回に引き続き今回もレアで、かつ盛り沢山の内容です。これを聴かずして日本の作曲家は語れません!
2007年に発見された伊福部昭のマーチ、同じく伊福部の吹奏楽版初演となる《SF交響ファンタジー第2番》。 北爪道夫が愛知万博のために書いた《森のファンファーレ》。 早坂文雄は、幻の映画「海軍爆撃隊」のテーマ。これも吹奏楽版初演。
ところで、この日のプログラムは「3」の数字に縁がありました。
まず、3人の会から、芥川也寸志の幻の傑作マーチ「マーチ・イン・ド」、團伊玖磨の円熟のファンファーレ。 黛敏郎の《スポーツ行進曲》は、オリジナルスコアからの忠実な編曲版の初演、同じく黛の《シロフォン小協奏曲》は、 ソリストに作曲家で打楽器奏者でもある片岡寛晶(2008年度吹奏楽コンクール課題曲作曲者)を迎えています。
1907年生まれの作曲家が3人。平尾貴四男は諧謔曲「南風」、松平頼則は「日本舞曲第2」、 須賀田礒太郎は「フーガによる舞踏曲」。
どれも約半世紀ぶりの再演です。
1929年生まれの作曲家も3人。惜しくも2007年に逝去した松村禎三の《交響曲》、 今年80歳となる湯浅譲二のラジオドラマ「火星年代記」よりマーチ、そして黛敏郎は上記のとおり。
新作の委嘱初演も2作品。オランダで1時間に及ぶ特集放送が行われた鬼才 木山光の「ブラック・シンフォニー」。 そして、團伊玖磨の弟子 白石茂浩による師へのオマージュともいうべき《夕鶴幻想》。
演奏は、スリーシェルズのJapanese composers archives seriesには欠かせない、福田滋率いるリベラ・ウインド・シンフォニーです。